ありがとうと言える人
2008年の最後の日になってしまいました。
今朝は晴れているけれども、雪。
寒い年末になりました。
書き残したことがいっぱい・・・・。
フェルメール展のことも書くタイミングを逃し、郡山二中の合唱のことも書かずじまい・・・。
CDの話も、本の話も、お菓子の話も、空の写真も溜まったまんまで、今年が終わってしまいます。
この二ヶ月、実家に単身赴任して母の介護をしていました。介護生活についてはいずれ書くことがあるかも知れませんし、ないかもしれません。
今書いておきたいことは別のこと。
実家に単身赴任できたのも、連れ合いが器用で、理解があるせいです。
まだ高校生の子どもが二人いるのに、男やもめみたいに家事と仕事の両方をこなしてくれました。それだけでなく、両方の実家にも気を配った2ヶ月。さすがに疲れが出てきたのでしょう、風邪を引きこんでしまいました。
日曜日の夜家に戻った私が見たものは、38度7分の熱を出しながら、天ぷらを揚げる彼の姿。
あわてて代わり、その日は家に泊まりました。(こうして書くと変だ・・・。)ワイシャツにアイロンをかけ、子どものお弁当のおかずを作り・・・・
37度まで熱が下がり、仕事に行くという夫を残して私も実家へ戻ろうとすると、玄関先で彼は「おかげで助かった、ありがとう。」と当たり前のように言いました。
申し訳ない。
全く、申し訳ないのひと言に尽きます。
私はやって当然のこと、いや、本来やらなくてはいけないことをしただけなのに。
改めて、義~母さんの教育の良さをしみじみと感じ、素直でない我が母と兄弟姉妹とを比べてしまいました。
さすがに私も「いえいえ、すみませんね。」と言って家を出ました。
その日の夕食はおでんをつくって鍋を届けました。
素直にありがとうと言える人でいることが簡単なひとでありたい・・・・・
わがまま気ままなブログを読んでくださるみなさま、コメントを下さるみなさま。
ありがとうございます。
今年も残りわずか。良いお年を。
最近のコメント